2009年11月10日火曜日

熱い思い。

今日も腕のしびれで目が覚めました。。。

長芋掘りの一日は長いです。
140間(約250m)の畝を30分ほどで掘って、一日に15,6畝掘ります。
面積にして3反(3,000㎡)を超えます。

ただひたすら上がってくる長芋を引き抜いては倒す作業ですが、
コンビを組む相手は農林水産省から研修に来ているK部山さん(27)です。
ボクは黙って仕事をすると神経がまいってしまうのでよくしゃべります。

昨日は奇跡的にまじめな話になりました。
K部山さん曰く、農水省は人気がないそうです。
国の根幹を支える食糧を取り扱う省庁が人気ないとのことに頭きまして、
畝一本分農業の意義や食事の大切さをしゃべり散らかしてしまいました。

ボクが思うのは、食糧を自給できるということは
日本という国が自立するために最優先に考えなくてはならないと思うということ。
まともな食べ物がまともな人間を育てるということ。
そのうえで農業は大切な仕事だと思っていること。

ついでに、最近企業の農業進出が増えていますが、
農業そのものは儲からない。必要以上に儲けてはいけないと思うんです。
食糧は人が生きていくためになくてはならないものですから、
それを手にして必要以上に価格を吊り上げるなどもってのほかだと。
「ボクァそんなことは絶対しないゾ!!」と、それは熱く語ったんです。
でも、K部山さんは慣れない仕事に余裕がないのか「はぁ」と上の空でした。
バンザイ。。。

0 件のコメント: